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クモヤ143-52
長野へ里帰り。
撮影難易度★★★★★
車籍なし
長野総合
車両センター
最終更新
2023.1.24
ATS-P/Ps 双頭連結器 全検2017.8

▲2014年に運転された臨時「懐かしの115系湘南色」。
(2014年7月/@篠ノ井線 坂北~聖高原)

▲霜取りを終え松本へ戻る。冬の信州らしい、きりっとした朝。
(2014年3月/@篠ノ井線 明科~田沢)
クモヤ143-52は1993年に長野総合車両所へ転属したが、1996年にはクモユニ143が転入したため松本運転所へ移り、近年では篠ノ井線の霜取り列車として知られていた。しかし、2018年3月17日のダイヤ改正でE127系に置き替えられ、篠ノ井線での姿は過去のものとなっている。
以後、長野総合車両センター内での操車を担当。表記も「長ナノ」となり、正式に転属した。2022年8月に廃車(車籍抹消)となったが、以降も構内で稼働する姿が目撃されている。

▲現在は長野総合車両センターで操車を務める。
(2019年11月/画像提供:Kerorin様)
クモヤ143-52時代の篠ノ井線霜取り列車
松本~篠ノ井間で運転され、往路は松本を5時頃に出発し、一時間程度で篠ノ井に到着。松本には7時台に戻っていたが、例外として復路の時刻が「遅スジ」となる場合もあった(長野総合車セの入出場列車が関係している?)。また、往路は2基ともパンタを上げるのに対し、復路は松本方のみであった。
11月上旬~4月中旬にほぼ毎日運転され、紅葉、雪、桜など多くの風物詩と絡めることができた。
また、それ以前には大糸線で霜取りを行っていたこともある。

▲霜取りは4月中旬まで行われ、桜と共演することも。
(2016年4月/@篠ノ井線 稲荷山~姨捨)
略歴
(車両基地の名称は当時のまま記しています)
●1978年8月
近畿車両でクモニ143-5として落成し、長野運転所に配置される
●1985年3月
長岡運転所へ転属
●1986年12月
新津車両所でクモヤ143-52に改造される
●1993年3月
長野総合車両所へ転属
●1996年12月
松本運転所へ転属

▲90年代後半は大糸線で霜取りを行っていた。
(画像:photo AC)
●2010年7月
長野総合車両センターでの検査を終え出場
●2010年9月
「松本駅 鉄道の日フェア」にて、クモハ123-1とともに展示される
●2011年11月
「姨捨駅開業111周年号」運転(115系長野色と連結し篠ノ井線を走行)
●2014年7月
「懐かしの115系湘南色」運転(115系湘南色と連結し篠ノ井~中央線を走行)
●2015年11月
中央線の青柳~岡谷駅間110周年記念イベントの一環として、115系湘南色と連結し篠ノ井~中央線を走行
●2015年11・12月
大糸線で試運転を行う

▲2015年、試運転で久々に大糸線へ入線。
(2015年12月/@大糸線 稲尾~海ノ口)
●2016年7月
大糸線で試運転を行う
●2017年8月
長野総合車両センターでの検査を終え出場
●2018年3月16日
松本から篠ノ井へ回送され(霜取りとほぼ同時刻)、その後長野総合車両センターへ回送される。霜取りは翌3月17日からE127系に変更される
●2022年8月2日
廃車となる(車籍抹消)
※2023年1月末時点で解体はされておらず、長ナノ構内での操車に従事
クモヤ143-52 これまでの撮影記録
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